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相続発生前のご相談

相続発生前のご相談

争いや損失のない
相続を行うために

財産を残す方も引き継ぐ方も、相続はどのようなもので、何をしなくてはならないのかなど基本的な知識を身に付けておくことで、スムーズに相続を進めることができます。

  • 相続発生前(財産を残す方)

    相続が発生すると、どの遺産を誰が受け継ぐのかという話し合いや各種手続きなど、残されたご家族にはするべきことがたくさん出てきます。そのなかで相続争いに発展してしまうケースも少なくはありません。大切なご家族の仲が、相続によって悪くならないようにする手段として、生前に準備しておくことが有効です。

    遺言書の作成

    遺言書の作成

    ご自身の財産を書き出し、それらを誰に相続するか遺言書に記しておくことで、ご家族の話し合いの時間・手間を省けますし、相続争いのリスクを下げられます。さらに本来、相続はご家族のみに限られていますが、遺言書に書くことでお世話になった方などにも財産を分割することが可能です。今まで積み上げてきた大切な財産を、渡したい人に渡せるのも大きなメリットのひとつ。終活の一環として取り組まれる方も多くいらっしゃいます。

  • 相続発生後(財産を受け継ぐ方)

    相続には、決めなければいけないことや必要な手続きが数多くあります。それらには期限が設けられていることも多いため、後回しにしていると税務署からペナルティーを科されてしまうことも。亡くなった方との思い出もあるかけがえのない遺産を守るためにも、発生後にするべきことをご紹介します。

    相続する・しないの決定

    相続する・しないの決定

    遺産を守るとお伝えしたばかりですが、相続しないという選択もあります。相続する遺産には土地・建物などプラスの財産だけでなく、借金などマイナスの財産も含まれますので、マイナスが大きい場合などは相続の拒否も選択肢のひとつになるでしょう。ただし、相続を拒否できるのは、相続発生を知ってから3か月以内。その間に必要な手続きを済ませなければなりませんのでご注意ください。一度手放すとすべてを放棄することになるので、専門家に相談するなど慎重に検討することをおすすめいたします。

  • できるだけ早く始めた方が良いこと

    できるだけ早く始めた方が良いこと

    まず故人が遺言書を残しているかどうかを明らかにしましょう。残されていた場合はその内容に沿って相続を進め、残されていない場合は相続する権利がある相続人を明らかにします。あらゆる手続きを行ってから、相続人の漏れが発覚すると一からやり直しということにもなりかねません。亡くなったご本人以外に認知されていなかった子が判明することもありますので、入念な確認が必要です。そのあとは遺産調査・遺産分割と進んでいきます。